上値重いが下値も堅く続伸
週明け15日の東京市場は続伸しました。日経平均は166円高です。長期金利が落ち着き、前週末の米国株式市場で主要3指数が揃って上昇した流れを引き継ぎました。朝方に250円超上昇し、3万円に接近した後は利益確定売りや戻り売りに伸び悩みましたが、下値も堅く大引けにかけて締まっています。
ハイテクセクターに買い広がる
引き続き決算発表を手掛かりにした物色は活発で、ストップ高に買われる銘柄も目立ちました。海運や空運、鉄鋼など景気敏感株が売られ、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1054に対して値下がりは1029と拮抗しましたが、東京エレクトロンが好決算を発表したことで半導体を中心にハイテクセクターに買いが広がり相場を牽引しています。
レーザーテックが大幅高で最高値
推奨銘柄ではレーザーテック<6920>が大幅高で最高値を更新、マクニカ富士<3132>やオキサイド<6521>も堅調でした。前場はJMDC<4483>、後場はメルカリ<4385>、ダイセキ<9793>に追撃買いを入れています。あすは米小売売上高の発表を控え、インフレを警戒しながらの対応となりますが、引き続きチェックした好決算銘柄へ買いのタイミングを計る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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