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後半失速しアク抜けならず
前週の東京市場はオミクロン株への警戒感が後退したことで戻りを試しました。ただ、後半は上値のフシと見られていた2万9000円を目前に失速しており、オミクロンショックから全値戻しとなった米国株に対する弱さが否めません。週末も前場こそ底堅く推移していましたが、米11月消費者物価指数の発表を控え様子見ムードが強まり、後場は一時300円を超える下げになっています。メジャーSQの需給イベント明けによるアク抜けを期待していましたが、そうはいきませんでした。米利上げ前倒しやテーパリング加速については一定の織り込みが進んだと見られますが、14~15日にFOMCが開催されることから週明けも神経質な展開が続きそうです。
東製鉄は新値追い
推奨銘柄は東製鉄<5423>が新値追い、LITALICO<7366>は最高値更新、フルヤ金<7826>も急反発し一気に25日線上に浮上してましたが、他は週末にかけ弱含む銘柄が多く、一部を整理して強い銘柄に絞る必要があると考えてます。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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