グロース株のリバウンド狙う【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大型株買われ小幅続伸

5日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は30円高です。前日に500円を上回る上昇となった反動で利益確定売りが上値を抑えました。ただ、米ハイテク株安を受け半導体や電子部品株に売りが先行しましたが、自動車や鉄鋼、金融などへの買い下値を支え底堅い動きです。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1008に対して値下がり1092と拮抗しましたが、大型株シフトが進んだことで、売買代金は概算で3兆1333億円に膨らみました。

マザーズ20年5月以来の安値

一方でマザーズ指数は大幅に3日続落し、20年5月以来の安値水準に売り込まれ、新興銘柄を中心に中小型株に値を崩す銘柄が目立っており、バリュー大型株買い、グロース売りの二極化の動きがより鮮明になっています。米株市場では新型コロナオミクロン株感染収束に伴う景気回復を期待した買いが相場をけん引する一方、長期金利の先高観が嫌気されたハイテクなどグロース株が売られた流れが波及しました。

グロース個別に下げ渋る銘柄も

推奨銘柄も日本電解<5759>や芝浦メカ<6590>、三井ハイ<6966>などが利食い売りに伸び悩み、新値を追っていたフルヤ金<7826>も後場下げに転じています。ただ、マザーズ指数は短期的な突っ込み警戒感が意識され、個別に下げ渋る銘柄も増えてきました。追い証発生による投げも出てきますのできょうは買いを見送りましたが、あす以降は直近IPOを中心に当面の底入れから出直ってくるグロース株のリバウンドを狙っていく方針です。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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