２番底確認するまで慎重対処【正直じいさんの株で大判小判】

クライナ情勢巡り一時３８０円安

１７日の東京市場は反落しました。日経平均は６４円安です。急反発の反動で戻り売りが上値を抑えました。ＦＯＭＣ議事要旨は予想の範囲内で米株市場が後半下げ渋ったことから、前場は小幅安にとどまっていましたが、後場に入るとウクライナ情勢に関する報道をキッカケに３８０円近くに下げ幅を広げています。ただ、フシ目の２万７０００円に接近した場面では買戻しや押し目買いが入り、大引けにかけ下げ渋りました。

外部要因に振らされる場面も

ウクライナ情勢については各報道を巡って思惑が錯綜しており、依然として不透明感が強い状況です。米金融引き締めへの警戒感は根強く、三連休を控えた米株市場の動向にも注意が必要でしょう。あすは週末要因もあって様子見ムードが強まりやすく外部要因に振らされる場面もありそうです。日経平均が２５日線を上回り２番底を確認するまでは慎重に対処したいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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