下げきつかった中小型株は売り枯れる【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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再びリスク回避の売り圧力

2日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は451円安です。NYダウが600ドル近く下落するなど前日の欧米株安を受け、再びリスク回避の売り圧力が強まりました。ウクライナ情勢がさらに悪化するなか原油高騰に歯止めがからず、インフレ高進による経済、企業業績への影響が警戒されています。東証1部の値下がり銘柄数は1875と86%を占めました。

資源関連のみ上昇目立つ

地政学リスクの高まりを背景に資源価格が高騰する一方、米債が買われ長期債利回りは低下しましたが、ハイテク株の支援材料にならず、鉱業や非鉄など資源関連のみ上昇が目立ちました。ただ、全般出直り基調は維持しており、特にマザーズ指数が後場に入って急速に下げ渋っています。直近下げのきつかった中小型株は売り物が枯れているようで、きょうは湖北工<6524>やEnjin<7370>、オキサイド<6521>など新興銘柄を中心に買いを入れました。

金融政策への影響を確認

あすはパウエルFRB議長の議会証言を受けた米株市場の反応次第になりそうですが、FRBは景気の下振れとインフレの高進リスクに対応する難しいかじ取りに迫られており、読み辛いづらい状況です。クライナ情勢とロシアへの制裁、金融政策への影響を確認しながら、今後の相場の流れを探っていきたいと思います。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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