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リスク回避加速し下げ幅1000円に迫る
週明け7日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は764円安です。ウクライナ情勢の深刻化で前週末の欧米株が下落、米国とEUがロシアからの石油輸入禁止を検討していると伝わり、原油価格が急騰していることから、リスク回避の動きが加速しました。後場は日銀ETF買い観測に下げ渋りましたが、前場は下げ幅が1000円に迫り、資源関連の一角や大手を除き東証1部の9割の銘柄が下落する全面安商状です。
少々の反発では底入れ感出ず
ロシアの軍事行動には過激さが増し、ウクライナ情勢に振らされる状況が続いており、NY原油先物が時間外で130ドル台と暴騰しているとあっては手を出しようがありませんでした。値動きは荒くウクライナ情勢のヘッドラインによって急落も急反発もありそうですが、日経平均は25日線、5日線を大きく下方かい離しており、少々反発しても底入れ感は出てこないでしょう。当面は静観して下げ止まりを待つ考えですが、資源関連など逆行高銘柄の短期売買のチャンスを探ってみたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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