買戻し先行も伸び悩み4日続落
9日の東京市場は4日続落しました。日経平均は73円安と連日で昨年来安値を更新しています。前日までの3日間で1800円近く下落したことで、短期的な突っ込み警戒感から買戻しが先行しました。ただ、ウクライナ情勢は不透明感が強く、300円近くに上昇したあとは戻り売りに伸び悩み、大引けにかけ下げに転じています。
SQ控えポジション調整売りに押される
前引け段階でも上値の重さが意識されていますたが、後場に入ると海運株や資源関連にも下げに転じる銘柄が目立ち、東証1部の騰落銘柄数は値上がり886に対して値下がりがは1209と値下がりが上回りました。10日に米2月CPI(消費者物価)が発表されることからインフレがが警戒され、週末にメジャーSQを控えポジション調整売りに押されたようです。
戻り売りに上値重い展開続く
外部要因に好転が見られないなかで、一時は急反発に転じていることから、全般大底圏にあることは間違いなさそうですが、戻り売りに上値の重い展開が続きそうです。グロース系の中小型株などはまだ底入れ感はなく、当面は資源関連など25日線を上回り上昇基調にある銘柄で短期売買のチャンスを探る方針で、きょうはフルヤ金<7826>にナンピン、湖北工<6524>追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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