一時2万5000円台を回復も4日続落
昨日の東京株式市場は4日続落となりました。日経平均は一時2万5000円台を回復する場面もありました。しかし、直近の急落により追証が多数発生していると思われ、高いところでは戻り売りも出てきます。また、ロシア軍がウクライナの首都キエフを72時間以内に3方面から総攻撃するのでは、といった観測が流れており、警戒売りもあることでしょう。
日経平均の長期チャートを見ると
さて、日経平均の長期チャートを見ると2万4400円近辺に強力な下値支持線が走っていることに気づきます。これは2011年11の8135円を起点に、16年安値、18年安値を結んだ長期の下値支持線です。一昨年のコロナ暴落では一時的に下回る局面がありましたが、2カ月足らずで復帰しました。
ソロソロ買いの下準備
現在この下値支持線は2万4400円付近を走っています。2016年6月のBrexitや2018年12月のクリスマスショック、そして2019年3月の逆イールドショックなど、歴代のショック安の窮地において機能した支持線です。
昨日はあと300円というところまで近づいてきました。まだ迂闊に手を出すことは出来ませんが、ソロソロ買いの下準備を始める局面と感じます。
金融株が逆張り的に買い場を迎える
一昨日は村田製作所やキーエンスが陽線包み足の買いシグナルが点灯したことをお伝えしました。昨日は東京海上<8766>に陽線包み足の買いシグナルが点灯しました。また、第一生命<8750>も陽線包み足に近い形となりました。金融株が逆張り的に買い場を迎えつつあるように感じます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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