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リスクオン継続し大幅に6日続伸
連休明け22日の東京市場は大幅に6日続伸しました。日経平均は396円高です。前日の米株市場ではダウなど主要株指数が揃って反落しましたが前週末は大幅高で、当面の底入れ感が強まったことから、リスクオンの地合いが継続しました。ショートカバーが指数を押し上げ、高寄りのあとも上げ幅を広げ、一時460円近くに上昇しています。
値上がり5割強にとどまる
ただ、先物主導の大型株中心の動きで、中小型株には戻り売りや当面の利益確定売りに押される銘柄が目立ち、東証1部の騰落銘柄数は値上がりが1144と5割強にとどまりました。米10年債利回りが2.3%台に急上昇したことがグロース株の重しになり、マザーズ指数は反落しています。
湖北工や鳥羽洋行に追撃買い
それでも3月末権利取りの買いが下値を支え、全般は底堅く推移すでしょう。一本調子の上昇が続いており、目先はスピード調整もありそうですが、押しは浅いと見ています。引き続き高配当銘柄の下値とともに、物色の流れを確認しながら新興グロース株のリバウンドを狙う方針で、きょうは最高値を射程にとらえてきた湖北工<6524>と3月末一括で高配当の鳥羽洋行<7472>に2番底を入れて日足が陽転した日本電解<5759>に追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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