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2万8000円で頭打ち
前週の東京市場は週末にかけ3日続落となり、3週ぶりに反落しました。日経平均は週間で483円安で権利落ち分を差し引いて約240円の下落です。29日こそ3月末権利取りの買いに反発しましたが、3月中旬からの9連騰のあとで利益確定売りが上値を抑えました。名実ともに新年度相場入りした週末も機関投資家は益出し売りを先行させたと見られ、下げ渋りはしたものの一時400円超に下げ幅を広げています。日経平均は2万8000円を上回ったところで頭打ちとなっており、個別にも上値が重くなりました。一方でマザーズ指数が騰勢を強め、新興グロース株に値を飛ばす銘柄が目立っています。
大型バリュー売りの小型グロース買い
全般は上げ一服で週明けは値固め、あるいは押し目が入りそうですが、売込まれた中小型株のリバウンドは続くでしょう。週明けは浮動株比率算定方法見直しなど市場再編の影響を確認する必要がありますが、基本的に大型バリュー売り、小型グロース買いで対処する考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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