あく抜けなるか【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米長期金利上昇続き大幅続落

12日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は486円安で約1カ月ぶりに2万6500円を割り込んでいます。長期金利の上昇が続き前日の米株市場で主要指数がそろって下落した流れを引き継ぎました。時間外の米長期金利上昇と米株価指数先物安が重しになり、後場に入ると下げ幅を520円近くに広げています。主力株を中心に売りが広がり、プライム市場の騰落銘柄数は値下りが1473と8割を占めました。

消費者物価受けた米株の反応次第

日経平均は3月の戻りの2分の1押し水準まで下落しましたが、後場一段安で底入れ感はありません。前引け段階では下げ渋っていたレーザーテックや東京エレクトロンなどの半導体関連も売り直されました。あすは大幅安の反動で買戻しは入るかも知れませんが、今晩の消費者物価指数を受けた米国株の反応次第でしょう。指数は前月を上回る高い伸びが予想されていますが、織込みは進んでいると見られ、一旦あく抜けとなり自律反発に向かうかを確認したい考えです。

海運の買戻しは見送る

推奨銘柄についてはショート(空売り)の海運株が大幅に水準を切り下げましたが、下げ止まる気配はなく買戻しを見送りました。一方、小型グロースに下げ渋りから反発に転じる銘柄が散見され、後場はオキサイド<6521>、シキノハイテク<6614>、GEI<9212>に追撃買いを入れています。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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