大幅反発し前日の下げ取戻す
13日の東京市場は3日ぶりに大幅反発しました。日経平均は508円高です。米国株は安かったものの、時間外の米株価指数先物が高く、前日の急落の反動で買い戻しが優勢で、高寄りのあとも先物買いを交えて上げ幅を広げました。後場はやや上下ピッチが鈍る場面がありましたが大引けにかけ一段高となり、前日の下げを取り戻しています。
インフレへの警戒感が和らぎあく抜け
米3月消費者物価指数(CPI)の内容が想定内だったことから米長期金利が低下、インフレへの過度な警戒感が和らぎあく抜けする格好になりました。前日売られたレーザーテックや東京エレクの半導体関連や商船三井、郵船の海運株が急反発に転じ、小型グロースにも大幅に上昇する銘柄が目立っています。
オキサイド、シキノハイテクを利益確定
前場は買いが続くかを確認するため様子を見ましたが、大引けにかけ強い動きを見せた田中化研<4080>やプラズマ<6668>、CS‐C<9258>、三井ハイ<6966>などに買いを入れました。ただ、今晩は米生産者物価、あすは米小売売上高が発表されることから、まだインフレ動向に注意が必要で、オキサイド<6521>、シキノハイテク<6614>の利益を確定するとともに高値圏で値動きが鈍ってきた大平洋金<5541>、大阪チタ<5726>の資源関連を空売りしています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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