一時伸び悩むも後場は堅調に推移
20日の東京市場は続伸しました。日経平均は232円高で、2万7000円を上回り75日線を回復しています。米株市場で主要株価指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎ買いが優勢でした。上げ幅を400円超に広げた後は急速に伸び悩みましたが、その後は持ち直し後場は堅調に推移しています。
ハイテク・クロースの下落目立つ
129円台まで進んだ円安を追い風に自動車株が大幅に上昇、米10年債利回りが2.9%台に乗せたことを受け金融株にも買いが広がり、プライム市場の値上がり銘柄数は1267と7割近くを占めました。一方で半導体関連や電子部品株などハイテク・クロース株には下落する銘柄が目立ち、グロースCoreやマザーズ指数は2%を超える下落です。
小型グロースを手仕舞う
会員数の減少を発表したネットフリックスが時間外で急落、時間外のナスダック先物が軟調に推移したことがしたことが重石で、小型グロースに一回転のチャンスはなく、きょうはGEI<9212>、やCS‐C<9258>、リファインバス<7375>を手じまいました。あすの日本電産<6594>を皮切りに3月期企業の決算発表が本格的に始まります。主要企業の決算内容と市場が何を評価するのかを確認しながら次のチャンスを待ちたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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