大幅続落し2万7000円割れ
週明け25日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は514円安で4日ぶりに2万7000円台を割り込んでいます。金融引き締めへの警戒感から、前週末の米株市場でダウが一時1000ドルを超える急落となるなど主要3指数が大幅に下落した流れを引き継ぎ、売り圧力が強まりました。朝安のあと一旦下げ渋りましたが、戻りは限られ後場は前場終値水準で停滞しています。
短期的な突っ込み警戒感は意識
主要企業の決算発表が始まり、GWを前に買いが手控えられるなか、時間外の米株価指数先物や中国株安が重しになりました。プライム市場の85%の銘柄が下落するほぼ全面安商状です。ただ、短期的な突っ込み警戒感は意識されているようで、日経平均は後場は前場の安値を割り込むことはなく、グロースCoreやマザーズ指数は続落ながら陽線を引きました。今晩の米国株が大崩れしなければ、あすは自律反発に転じる可能性が高いでしょう。
湖北工と東製鉄への買いにとどめる
きょうは推奨銘柄もほとんどが地合い悪に押さましたが、いずれも下げ渋る動きでした。ただ、連休入る前にもう少し整理売りをしてポジションを軽くしておきたい考えで、きょうは前週末から続伸し、相場の腰の強さを見せている湖北工<6524>と今期微減益ながら48%の大幅増収を見込んだ東製鉄<5423>への追撃買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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