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値を消すもプラス圏を維持
７日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は２８円高です。売り買い交錯で始まったあと円安をフォローに下値に買いが入り、約２カ月ぶりに２万８０００円台に乗せました。後場中盤からは目先の目標達成感や子会社の不適切行為判明で川崎重工が急落したこなどから大引けにかけ値を消しましたが、小幅ながらプラス圏を維持して引けています。
リスタートや防衛もテーマ株物色の柱に
ＥＣＢ理事会や米５月ＣＰＩ、週末にはメジャーＳＱ算出を控え、上値は重いものの下値の堅さは意識されました。きょうは上昇一服、あるいは失速気味ながらリスタートや防衛関連もテーマ株物色の柱になりつつあり、米長期金利上昇で中小型グロース株が買いづらい状況でも値幅を狙える銘柄は増えています。
高値圏で強含むなら上昇加速の可能性
日経平均は伸び悩みながら、明日以降も高値圏で強含んで推移するようなら、ショートカバーを誘発して上昇が加速する可能性があります。相場の流れを確認しながら、戻り売り圧力が小さく目先値幅が出そうな銘柄を選別していきたい考えです。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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