自律反発狙いの買いに反発
25日の東京市場は反発しました。日経平均は165円高です。米国株市場でNYダウなど主要指数が下げ止まり、前日まで5日続落し900円あまりの下落していたことから自律反発狙いの買いが優勢でした。時間外の米株価指数先物高もフォローで、買い一巡後も堅調で後場中ごろには220円超に上げ幅広げています。もっとも、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演を前に積極的な買いは手控えられ、大引けにかけやや上げ幅を縮めました。
過熱感冷ますスピード調整完了
プライム市場の売買代金は2兆222億円4月18日以来の薄商いながら、日経平均は25日線を下値に切り返しました。あくまでテクニカルではありますが、過熱感を冷ますスピード調整が完了したかたちで、プライム市場の騰落銘柄数は値上がりが1243と7割近くを占め個別物色は活発です。パウエルFRB議長講演ではインフレ抑制へタカ派姿勢が改めて示されるとの見方が強く、あすも原発関連やリオープンなど個別材料株物色が続きそうです。
東電HDと日本製鋼に打診買い
推奨銘柄もおおむね底堅く推移しました。ただ、手持ちがグロース系の中小型株に偏っていることから、きょうは次世代原発への期待から出直ってきた東電HD<9501>と日本製鋼<5631>に打診買いを入れました。あすも物色の流れを確認しながら、個別に強い銘柄を狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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