割り切り対処で動きのいい中小型株【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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買戻しの域を出ず小幅反発にとどまる

15日の東京市場は小幅反発にとどまりました。日経平均は57円高です。米国株が下げ止まったことから、前日の急落の反動で買いが優勢でした。ただし、買戻しの域を出ず、一時下げに転じたあと前引けにかけじり高歩調で2万8000円手前まで戻しましたが、後場は上げ幅を縮め小高い水準で膠着しています。プライム市場の値上がり銘柄数は前引け段階の1029から960に減り、5割強にとどまりました。

FOMCまで不安定な状況続く

ひとまず反発したものの、下げ止まり感はなく、20~21日のFOMCまでは米インフレ動向を巡り、まだ不安定な状況が続くでしょう。米国ではNY連銀製造業景気指数や8月小売売上高などが発表される予定で、あすも経済指標を受けた米株市場の反応に影響を受けそうです。ただ、FOMCを前にポジションを一方に傾けづらく、下押せば買いが入ってくると見ています。

好決算発表のINTLOOPがストップ高

個別では経済正常化期待から空運や電鉄株が買い進まれたほか、中小型材料株や新興市場でも好業績銘柄に動きがありました。推奨銘柄では前日に買いを入れたINTLOOP<9556>が好決算発表を好感してストップ高、前日逆行高のリファインバス<7375>も続伸しており、きょうはリファインバスとM&A総合<9552>、AViC<9554>の6月IPOに追撃買いを入れました。引き続き割り切り対処で動きのいい中小型株を狙う方針です。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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