米株急反発受けリスクオフの巻き返し加速
3日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は776円高です。長期金利低下を受け前日の米国株が3日ぶりに急反発した流れを引き継ぎ、リスクオフの巻き返しが加速しました。ギャップアップして寄り付いた後も時間外の米株価指数先物高をフォローに上げ幅を広げ、後場も戻り売りを吸収してきょうの高値圏で引けています。プライム市場の売買代金は概算で3兆2293億円と活況で、値上がり銘柄が1777と95%以上を占める全面高商状になりました。
当面の底入り戻り歩調続く
日経平均は6月安値を割り込むことなく自律反発に転じ、きょうは大幅に続伸したことから、当面の底が入ったと判断してよさそうです。週末に米9月雇用統計、来週には米CPI(消費者物価指数)の発表を控え、まだ揺れる場面はありそうですが、2万7000円台前半までは上値の抵抗帯はなく、当面は戻り歩調が続きそうです。
マイクロ波がストップ高
推奨銘柄ではマイクロ波<9227>がストップ高、サンウェルズ<9229>は大幅に続伸するなどいずれも出直りに転じました。前日までは上昇基調を維持している強い銘柄を買ってきましたが、きょうは坪田ラボ<4890>や芝浦メカ<6590>、プラズマ<6668>など売込まれてきた銘柄にまとめてナンピンを入れました。あすからは戻り売りで体勢を立て直しながら、値幅狙いのチャンスを探っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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