米株安引き継ぎ大幅反落
週明け17日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は314円安です。インフレが改めて警戒されたことで米国株市場でハイテク株が売り込まれ、主要指数が揃って下落した流れを引き継ぎました。ギャップダウンして寄り付いたあと440円以上に下落しています。ただ、朝安のあとは下値を売り込む動きはなく、膠着商状ながら下げ幅を縮めました。
売り一巡後は下げ渋り個別に動き
前週末の急騰の反動で大幅安になり、プライム市場の値下がり銘柄数は1390と約75%を占めています。ただ、売り一巡後は指数も個別も下げ渋っており、規制緩和と円安進行を手掛りに空運、陸運から百貨店や小売、ホテルなどへインバウンド関連に買いが広がり、海運も見直されるなど個別に動きがありました。
M&A総研を買い直す
月末から3月期決算発表が始まることから主力銘柄には手を出しにくい状況ですが、大型株に対して相対的に底堅かった中小型株のなかから個別に値幅狙いのチャンスを探りました。前場は好業績割安の高田工業<1966>とリスタート関連のジャムコ<7408>、後場は25日線回復のステムセル研<7096>に追撃買いを入れ、目先調整一巡感が出てきたM&A総研<9552>を買い直しました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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