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日銀金融政策修正受け後場急落
20日の東京市場は大幅に4日続落しました。、日経平均は669円安です。前日まで3日間で900円を超える下げになっていたことで、自律反発狙いの買いに前場は小幅ながらも上昇して引けていましたが、日銀の金融政策修正を受け様相がが一変しました。後場は金融株以外総売りの状況になり、一時800円超に下げ幅を広げています。長期金利の許容変動幅をプラスマイナス0.5%程度まで拡大するもので、事前のアナウンスがなくネガティブサプライズになりました。
強い銘柄以外当面は戻り売り
今回の政策修正は再び大規模な国債買い入れが必要になるなか、金融緩和策の持続性を高めることが目的とされていますが、市場では事実上の利上げと受け止められました。きょうの急落が一時的なショック安にとどまるのか、市場からの資金逃避を招くのか、まずは海外を含めた市場の反応を見守りたいと思います。ただ、需給状況が悪化したことは間違いなく、強いトレンドを継続する銘柄以外、当面は戻り売りで対処するしかなさそうです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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