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米株大幅高で自律反発
22日午前の東京市場は反発、日経平均は104円高です。ナイキやフェデックスの好決算を受けて米国株市場でダウが520ドルを超える大幅高になり、前日までの5日間で1700円強下落していた反動から自律反発に転じました。ただ、朝高の後は前日終値近辺まで押し戻されるなど上値の重さが否めません。ドル円が131円70銭台と円が強含んでいることが買いを手控えさせているようで、時間外の米株価指数先物が高く、中国株も反発していますが反応は鈍い状況です。
買戻しの域出ずまだ見極め必要
金融株が上げ一服となる一方、急激な円高を嫌気して売られてきた自動車など主力の輸出株が買い直され、前引け段階のプライム市場の騰落銘柄数は値上がりが1431と8割近くを占めました。ただ、短期的な突っ込み警戒感からの買戻しの域を出ておらず、まだ様子を見極める必要があると考えています。推奨銘柄では欧州製薬大手へのライセンスアウトの材料が出た坪田ラボ<4890>がストップ高カイ気配となりましたが、前場は強調トレンドを継続する銘柄のなかからTDCソフト<4687>への買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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