閑散に売なしで続伸
27日の東京市場は続伸しました。日経平均は42円高です。前日の欧米株市場は休場ながら、時間外の米株価指数先物高がフォローになりました。プライム市場の売買代金は概算で1兆9955億円にとどまりましたが、閑散に売なしの状況で、中国政府がセロ・コロナ政策をさらに緩めたことを受け、インバウンド関連や好決算銘柄を中心に買いが広がり、値上がり銘柄が7割以上を占めています。
マザーズ指数も9日ぶり反発
昼過ぎに政府が新型コロナ感染が急拡大している中国からの入国規制を強化すると伝わったことで、後場は上値が重くなりましたが、プラス圏は維持し底堅さは意識されました。ようやく年内受け渡しを前にした換金売りが一巡したようで、マザーズ指数も9日ぶりに反発に転じており、売込まれてきた小型グロース株にも出直る銘柄が増えています。
当面の底が入った銘柄に買い
きょうはGセキュリ<4417>やプラスゼロ<5132>サンウェルズ<9229>、eWeLL<5038>、M&A総研<9552>、エニーカラ―<5032>など当面の底が入ったと見られる銘柄に一通りナンピン、あるいは買い直し、打診買いを入れました。あす立ち合い開始前に公表される日銀会合「主な意見」を無難に通過するようなら、本格的に小型グロースのリバウンドを狙っていきたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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