米株安引継ぎリスク回避
29日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は246円安です。長期金利の上昇を嫌気、前日の米国株市場はハイテク株を中心に売りが広がり、ナスダック指数は年初来安値を更新した流れを引き継ぎ、リスク回避姿勢が強まりました。円が強含んでいることも買い手控え要因で一時390円近くに下げ幅を広げています。ただ、2万6000円を割り込んだところからは押し目買いに下げ渋り、後場はじり高歩調になりました。
グロース系中小型株が買い直される
プライム市場の値下がり銘柄数は前引け段階の1292から大引けでは818に減り、値上がり銘柄数が938と値下りを上回りました。換金売りに値を崩してきた直近IPOなどグロース系の中小型株が買い直され、マザーズやグロースコア指数は反発しています。
ステムセル、マイクロアドなどに買い
推奨銘柄については当面の底が入ったと見られる銘柄には一通りナンピンを入れましたので、きょうはステムセル研<7096>とアトラス<9563>、マイクロ波<9227>、マイクロアド<9553>への買いにとどめました。あすの大納会ではナンピンと合わせて一旦損益を確定して強い銘柄に絞り込む考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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