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ネガティブな状況のなか底堅さ意識
1月第1週の東京市場は大発会に377円安と大幅に下げ、2万6000円を大きく下回りました。ただ、その後は戻す動きで3日間の下落幅は120円にとどまり、週足は陽線を引いています。改めて金融引き締めへの警戒感が強まるなか、テスラやアップルが売込まれ、米国株も大幅に下落するネガティブな状況でも底堅さが意識されました。一時129円台まで進んだ円高が円安に傾き、ショートカバーを誘ったようですが、2万5500円近辺は昨年来続いているボックス相場の下限で、下値抵抗力を発揮したかたちです。
内需系グロース株でリバウンド狙い
連休明けは日銀金融政策への警戒がくすぶるなか、12日には米12月消費者物価指数(CPI)が発表されることから、インフレ動向にらみの神経質な展開になるでしょう。引き続き前年末に換金売りに値を崩した内需系グロース株でリバウンドを狙う方針ですが、全般下値の堅さを確認しながら慎重に対処する考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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