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米株上昇の流れ引き継ぎ反発
１６日午前の東京市場は反発、日経平均は２２１円高です。米１月小売売上高が市場予想を大きく上回ったことで金融引き締め長期化が懸念される一方、景気後退懸念も後退し、前日の米国株市場で主要指数が安く始まったあと上昇して引けた流れを引き継ぎました。買い先行で始まったあとは円安や時間外の米株価指数先物が堅調に推移していることが支援になり、ジリ高歩調をたどっています。前引け段階のプライム市場の値上がり銘柄数は１３１９と７割以上を占めました。
米国では金利上昇もハイテク買い
米国では強い経済指標を受けて長期金利が上昇しているものの、ハイテク株が買われていることが安心感を呼んでおり、東京市場では個別にも底堅さが意識されています。前日に急落した新興グロース株にも切り返す銘柄が目立ち、前場は信越ポリマ<7970>の利益を確定する一方、ＦＰパートナ<7388>に追撃買いを入れました。引続きチェックしてきた好決算・上振れ期待銘柄の買い場を探っていきます。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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