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買い手控えに5日ぶり反落
連休明け8日の東京市場は5日ぶりに反落しました。日経平均は208円安です。5日の米国株市場は急反発しましたが、パシフィック・ウエスタン・バンクの経営危機が伝わったことから連休中は波乱の展開で、本格化する国内主要企業の決算内容を見極めたいとして買いが手控えられました。為替が134円900銭台と円高に振れたことも輸出株の重石になっています。
中小型株買われ値上がり銘柄6割強占る
もっとも、当面の利益確定売りによるスピード調整の範疇で、インバウンド・リオープン関連のほか出遅れていた中小型株が買われ、プライム市場の値上がり銘柄数は1126と6割強を占めました。グロースコアやマザーズ指数は続伸し、きょうの高値圏で取引を終えています。米金融システムへの警戒は必要ですが、国内は決算発表ラッシュとなることから個別物色はさらに盛り上がるでしょう。
ボードルアとプログリットが最高値
推奨銘柄ではボードルア<4413>とプログリット<9560>が大幅に続伸し最高値更新、他候補も下げ渋りから切り返す銘柄が増えてきました。きょうはFIXER<5129>にナンピン、Gセキュリ<4417>を買い直し、トランザク<7818>に打診買い?入れましたが、引続き決算内容と株価の反応を確認して中小型を中心に好決算銘柄の買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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