4日続伸しTOPIXは33年ぶり高値
16日の東京市場は4日続伸しました。日経平均は216円高です。債務上限問題への過度な不安が後退したことで米国株が反発、特にSOX指数が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連が強く買われ相場を牽引しました。短期的なスピード警戒感から利益確定売りが上値を抑えましたが、2万9800円台を維持して引けており、TOPIXは33年ぶりの高値圏に浮上しています。
個別には上値が重くなる
予想以上に強い動きで、日経平均もTOPIXに追随して3万円大台乗せから一段高へ期待が高まってきました。ただ、プライム市場の騰落銘柄数は値上がり995に対して値下がりが767と値上がりが上回ったものの、値下りが4割以上を占め個別には上値が重くなってきた印象です。スタンダードやグロース市場は値下がり銘柄数が値上りを上回りました。
アドテストが大幅高で新値
もっとも、上値追いには慎重でも下値の買い意欲の強い状況に変わりはなく、引き続きチェックした好決算銘柄の買い場をジックリ探っていく考えです。推奨銘柄ではアドテスト<6857>が大幅高で新値、オムロン<6645>やトランザク<7818>、OLC<4661>も堅調で、きょうはボードルア<4413>を利益確定する一方、カプコン<9697>やダイコク電<6430>、円谷フィール<2767>、AIクロス<4476>に買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント