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8週続伸し3万1500円台乗せ
前週の東京市場は8週続伸しました。日経平均は607円高と再び騰勢を強めています。前の週に短期でスピード調整を完了したかたちになり、週明けは300円を超える大幅高で年初来高値を更新しました。5月最終日は月間急上昇の反動にMSCI銘柄入れ替えに絡むリバランスの影響も加わり、大きく利益確定に傾きましたが、月明けは半導体関連や商社株が買い直されて急反発、週末は米上下院で債務上限を停止する法案が通過したことを受け、引け値で3万1500円台に乗せています。
出遅れ主力株や半導体周辺に物色広がる
急騰劇を強力にけん引してきたアドテストや東エレクの値がさ半導体関連銘柄には買い疲れ感が出てきましたが、週末はソフトバンクGやトヨタなど出遅れていた主力株が買われ相場を押し上げました。半導体関連は中小型や周辺銘柄に物色が広がっています。夏のIPOシーズンが迫っていることからも、物色の圏外に置かれてきた新興グロース株の修正高のタイミングが近いと考えています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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