生活は数年前に比べて苦しい
6月1日に財務省が2022年度の一般会計税収が4月末時点で61兆5325億円だったと発表した。2022年度の税収は5月分を持って確定するが70兆円乗せは確実で3年連続で過去最高を更新するとのことだ。
所得税、法人税、消費税のすべてが増えているとのことで、税収が増えるということは企業業績が良いということ。企業業績が良いことが海外投資家から評価され日経平均がバブル後の最高値を更新しているが、アルバイトで生計を立てている知人に聞いてみても時給が数十円アップした程度だから食品や光熱費の値上げを考慮すれば、生活は数年前に比べて苦しくなっているとのこと。これは筆者も全く同じ。
貧富の格差が高まっている
ただ、その一方で大企業に勤務する人の中には休日にゴルフに行く回数増えたとか、出張先でちと贅沢しましたとかで、高級レストランで喫食するFacebookが贈られたりするので、一般庶民感覚では貧富の格差が高まっている感じだ。
税収が過去最高なのに防衛費や子育て支援の財源不足で増税の話もチラホラ聞こえてくるので、低所得者層には理解できない話。全国民がハッピーにはならないのは理解できているが、政府や企業経営者からは丁寧な説明が欲しい。
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