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反落し後場下げ幅広げる
週明け19日の東京市場は反落しました。日経平均は335円安です。前週に日米中銀イベントを通過、前週末の米国株は軟調で手掛かり材料に欠けるなか、前場は売り買い交錯ながら円安をフォローに小幅に上昇して引けていました。ただ、今晩の米国株市場が休場で海外からのフォローが限られ、後場に入ると先物売りに下げ幅を広げ、一時下げ幅を400円以上に広げています。高値警戒感から半導体など先行した主力株が利益確定売りに押されました。
全般底上げの動き本格化
もっとも、日経平均は300円以上の下落ながら、率にすると1%にとどまり、まだ5日線よりも上に位置しています。むしろ、これまでの急ピッチの上昇から過熱感を冷ますためには今少し調整があってもいいのではないでしょうか。主力株は上げ一服ながら全般底上げの動きは本格化しており、出遅れている中小型株が幅広く買われ、プライム市場の値上がり銘柄数は1065と6割近くを占めました。マザーズ指数は前引けよりも上げ幅を縮めましたが、2.6%高と大幅に続伸しています。
Arentがストップ高で最高値
推奨銘柄もArent<5254>がストップ高で最高値、前場に買いを入れたIGポート<3791>やが後場一段高で同様に最高値更新、ギックス<9219>も上げ幅を広げるなど大きな動きが出てきました。引続き、出遅れ感のある新興グロースを中心に修正高を狙う方針で、後場はステムセル研<7096>追撃買い。FPパートナ<7388>買い直しています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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