押し目買いに持ち直し小幅反発
20日の東京市場は小幅に反発しました。日経平均は18円高です。前日の米国株は休場で手掛かり材料に乏しく、方向感を欠く展開でした。高値警戒感が意識されるなか、欧州株安や時間外の米株指数先物安が重しになりましたが、為替が142円前後と円安に振れたことで押し目買いが優勢になり後場は持ち直しています。ただ、一時300円以上に下落するなど値幅は出ました。
マザーズ指数は大引けにかけ上げ幅広げる
商社株が人気を集め半導体関連が買い直され相場を支える一方、損保株の下げがきつく、上昇一服となる銘柄多く、プライム市場の騰落銘柄数は上がり777に対して値下がり971と値下がりが上回りました。ただ、マザーズ指数は後場一貫して戻す動きで上昇に転じた後は大引けにかけ上げ幅を広げています。
アイルとテラプロが上げ幅広げる
前場は上げ一服となっていた新興グロースは後場に入って持ち直す銘柄が増えました。推奨銘柄ではJMDC<4483>が新値追いとなったほか、前場に追撃買いしたアイル<3854>とテラプロ<6627>が上げ幅を広げており、後場はグッピーズ<5127>やサムコ<6387>、トランザク<7818>など大引けにかけ締まってきた銘柄に買いを入れています。新興グロースの修正高は始ったばかりで、先行している強い銘柄の一方で出遅れ銘柄にも買いのタイミングを計る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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