大幅反発し年初来高値
週明け3日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は564円高です。インフレ懸念が和らぎ米国株市場で主要指数が上昇、6月日銀短観が予想以上に改善したこともフォローになり、リスク選好地合いになりました。ギャップアップして寄り付いた後も利益確定売りをこなしてじり高歩調をたどり、6月16日に付けた年初来高値を更新しています。
下げても5日線が下値支持
プライム市場の値上がり銘柄数は1499と8割以上を占めるほぼ全面高商状になりました。海外投資家とみられる資金流入で市場のセンチメントは強気に傾いており、ETF分配金捻出に伴う換金売りへの警戒感も後退しています。米国株市場は4日が独立記念日により休場で3日も短縮取引になることから、海外からの参加が限られ上値が重くなるかもしれませんが、下げたとしても5日線が下値支持機能を果たすでしょう。
トランザクを利益確定
きょうは主力株を中心野展開で、中小型株は買い手控えられ伸び悩む銘柄が目立っています。ただ、上昇基調に変化はなく、25日線から出直り高値を志向する腰の強い銘柄を狙っていきました。上方修正も当面の出尽し感から上げ幅を縮めたトランザク<7818>を利益確定する一方、Arent<5254>やカプコン<9697>、ホトニクス<6965>、マイクロ波<9227>などに追撃買いを入れています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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