主要企業の決算と相場への影響を確認【正直じいさんの株で大判小判】

ハイテク株売られ大幅反落

２０日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は４０５円安です。米国株市場ではダウが８日続伸し３万５０００ドルを回復ましたが、前日の大幅高の反動で売り買い交錯で始まったあとは利益確定売りに下げが加速しました。為替が再び円高方向に振れ、ネットフリックスの予想を下回る決算やオランダ半導体大手ＡＳＭＬが好決算ながら急落したことも重石で、半導体関連などハイテク株が売られ指数を押し下げています。

全般調整局面から脱せず

前日の上昇を帳消しにする大幅な下落で、売買代金も５月１１日以来３兆円を割り込むなど減少傾向にあり、全般調整局面から脱することができませんでした。推奨銘柄も冴えず、前場はブティックス<9272>を利益確定、アイル<3854>やプライムストは損失を確定するなど手持ちの整理を進めており、後場は芝浦メカ<6590>やサムコ<6387>など半導体関連の損益を相殺して手じまっています。

ニデック３５％増益の一方ディスコは２１％減益

きょう引け後に発表された１Ｑ決算はニデックは３５％営業増益で着地する一方、ディスコは２１％減益で着地しました。ますは主要企業の決算の内容と株価の反応、相場全体への影響を確認する考えです。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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