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朝安の後切り返す
10日の東京市場は反発、日経平均は134円高です。前日の米国株市場で主要株価指数が揃って下落した流れを引き継ぎ売りが先行しました。ただ、朝安のあとは時間外の米株価指数先物高を支えに切り返しています。半導体関連株などは軟調でしたが、原油高を手掛かりにした資源エネルギー関連株や好業績の自動車株が高く、前日に続いてインバウンド関連が買われました。
好決算でも新興グロースは注意
個別は決算を手掛かりにした物色が活発でしたが、好決算と併せて株式分割や自社株買いを発表したホンダ、INPEXが大幅高に買われる一方、マイクロアドは出尽くし感からストップ安に売り気配になっており、新興グロースには注意が必要のようです。推奨銘柄では三菱重<7011>が引続き堅調でしたが、ソシオネクスト<6526>は反落しており、前場は売り買いとも手控えました。7月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、後場は様子見ムードが強まりそうで、好決算銘柄をチェックしながら連休明けに備えたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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