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後半失速し3週ぶり反落
前週の東京市場は3週ぶりに反落しました。日経平均は前の週から103円下落しています。日経平均は6日まで8連騰で前の週末比610円超上昇する場面がありましたが、後半2日間は失速し前半の上昇分を吐き出してしまいました。米インフレ懸念が再燃し長期金利が再上昇するなか、中国政府がiPhoneを使用制限したことでアップル株が急落、米ハイテク株安が半導体や電子部品株に波及しました。ただ、TOPIXは続伸し年初来高値を更新しており、全般は安定した上昇基調が続いています。
三菱重工が97年来の高値水準
大型バリュー主導の展開で、推奨銘柄では三菱重工<7011>が97年来の高値水準に上昇、5ケタ志向を強めてきました。米長期金利上昇を嫌い、中小型グロース株は軟調でしたが、出直り基調は維持しており、AIメカ<6227>は最高値、霞ヶ関C<3498>も高値をうかがう動きです。週明けも経済指標を受けた米長期金利の動きを確認しながらバリューの押し目とグロースの出直りを狙う考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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