朝高のあと値を消し続落
8日の東京市場は続落しました。日経平均は105円安です。長期金利低下を受けハイテク株が買われ前日の米国株が続伸した流れを引き継ぎ、買いが先行しましたが、朝高の後は値を消し、後場に入ると下げに転じました。朝方は半導体関連などグロース株が買われ、200円以上上昇しましたが、後場は銀行株や原油価格下落を受けて資源株が売られ、一時200円超に下げ幅を広げています。植田日銀総裁の発言も買いを手控えさせました。
米長期金利確認しながら買い場探り
米10年債利回りは再び4.5%台に低下しましたが、半導体以外のグロース株の反応は鈍く、バリュー株が強めに売られたことが相場全体の上値を重くしました。推奨銘柄ではIGポート<3791>やアドテスト<6857>、AIメカ<6227>などは底堅かったものの、三菱重<7011>が続落したほか軟調に推移する銘柄が多く、きょうはレーザーテク<6920>への追撃買いとサンリオ<8136>の買い直しにとどめました。米10年債利回りには天井感が出てきましたが、引続き状況を確認しながら、チェックした好決算銘柄のの買い場を探る方針です。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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