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日銀会合結果発表機に利益確定に傾く
23日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は29円安です。米国株市場でダウ、ナスダックの主要指数が上値を追い、連続して最高値を更新した流れを引継ぎ、リスクオンの地合いが継続、前場はショートカバーをを巻き込んで400円超に上げ幅を広げ、3万7000円に迫る場面がありました。ただ、日銀金融政策決定会合結果発表を機に流れが一変、大方の想定通り現状維持でしたが、高値警戒感や過熱感が意識されていたことが出尽し感につながり、利益確定に傾いています。
個別に強い銘柄で仕切り直す
日経平均は前場の高値から550円幅で水準を切り下げており、高値波乱になりました。強い動きが続いていた半導体関連も後場は値を消す動きで、レーザーテク<6920>やスクリーン<7735>、アドテスト<6857>、コクサイエレ<6525>などの関連銘柄をいったん利益確定しています。ただ、全般上昇基調に変わりはありません。物色の流れとこれから始まる3月期企業の3Q決算をチェックしながら、個別に強い銘柄で仕切り直す考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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