利益確定売りに続落
24日の東京市場は続落しました。日経平均は291円安です。米国株市場はまちまちの動きでしたが、植田総裁会見を受けて融政策正常化に向けた動きが意識され、国内長期金利が上昇、為替が円高に振れたことで利益確定売りに押されました。売り一巡後は押し目買いに一旦下げ渋りましたが、前引けにかけ売り直され後場には400円超に下げ幅を広げています。主力株株を中心に売りが広がり、プライム市場の値下り銘柄数は1148と7割弱を占めました。
半導体関連が底堅く推移
もっとも、日経平均は5日線上に踏み止まっており、過熱感を冷ますスピード調整の域を出ていません。前日にレーザーテク<6920>やスクリーン<7735>、アドテスト<6857>、コクサイエレ<6525>などの半導体関連をいったん利益確定しましたが、いずれも底堅く推移しました。ただ、これからは3月期企業の3Q決算を手掛かりにした個別物色の動きになることから、きょうは好決算期待のM&A総研<9552>への買いにとどめました。決算内容と株価の反応を確認しながら、買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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