決算発表本格化へ【転ばぬ先のテクニカル】

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インデックス主体の上昇止まった印象

本日の東京株式市場は続落しました。昨日の日経平均は上髭の陰線形成。本日は下放れの陰線形成となり、年始から続いたインデックス主体の上昇が止まった印象です。

日経平均は概ねPER16倍が壁

昨日段階の日経平均EPSは2286円で、日経平均のPERは15.97倍でした。昨年の日経平均PERのピークは9月19日の16.11倍でした。日経平均はその前営業日だった9月15日が天井で、3万3634円から10月4日の3万487円まで下落しました。日経平均は概ねPER16倍が壁となっているようです。

決算銘柄中心の個別物色へ

本日のニデックを皮切りに3月期決算企業の第3四半期決算発表が本格化します。今後は決算銘柄中心の個別物色へと進むことでしょう。日経平均が更に上昇するにはEPSが伸びる必要があります。大きな伸びとなるならば、PER16倍の壁の水準は切り上がることになります。

重要なのは1月限SQ値

日経平均のローソク足の形状からは、一旦ピークアウトしたように感じます。移動平均線では5日線が3万6133円に走っておりサポート機能を発揮するのかどうか。また、ここで重要なのは1月限SQ値の3万6025.97円です。このSQ値が下値の目途となるのか、あっさり割り込んでしまうのかが重要と考えます。

3万5000円割れ水準は堅い

仮に割り込むケースでは、12月8日安値から昨日高値までの上げ幅の半値押し水準となる3万4595円近辺まで押し目を形成するかもしれません。一目均衡表の基準線が3万4750円近辺に位置しており、3万5000円割れ水準は堅い位置ではないかと思われます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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