目次
利益確定売りに反落
週明け19日午前の東京市場は反落、日経平均は121円安です。米国株市場では長期金利上昇を嫌気して主要指数が安く、前週までの急ピッチの上昇の反動で売りが優勢になりました。半導体関連が利益確定売りに押され、円が強含んでいることも輸出セクターへの買いを手控えさせています。ただ、商社や金融などが買い直されたことで、前引け段階のプライム市場の値上がり銘柄数は1083と値下がりの534を大きく上回っており、TOPIXは上昇して引けました。
物色広がり基調は強い
短期的な過熱感から利益確定売りが上値を抑えていますが、バリュー株が買い直されたことで下値は限られています。先行した銘柄が利食われる一方、出遅れている中小型株にも物色が広がっており、全般基調は強いと見てよさそうで、前場は好決算発表のあと一呼吸入れ切り返してきたサンリオ<8136>に追撃買いを入れました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント