続落も後場急速に下げ渋る
29日の東京市場は続落しました。日経平均41円安です。1月米PCEデフレーター発表を前に買いが手控えられ、米国株市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎ、利益確定売りが先行しました。日銀審議委員の発言を受けて為替が円高に振れたことも重しで、3万9000円台を割り込み、300円超に下げ幅を広げる場面がありました。ただ、後場は急速に下げ渋り一時上げに転じています。
半導体2番手や周辺銘柄が軒並み最高値
押し目買い意欲が強く、下値の堅さを確認するかたちになりました。推奨銘柄ではディスコ<6146>やTOWA<6315>、HOYA<7741>が最高値、野村マイクロ<6254>も後場切り返し最高値を更新しています。引き続き半導体関連の2番手や周辺銘柄、AI関連のグロース株の買い場を探っており、きょうはTOWAやHOYA、ディスコ、野村マイクロなどに買いを入れました。
米金利上昇してもネガティブな反応限られる
あすは米PCEデフレーターへの米国株市場の反応を受けての対応になりますが、東京市場の基調は強く、仮に米長期金利が上昇してもネガティブな反応は限られるでしょう。ただ、物色の流れの変化には注意したい考えです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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