７日の東京市場は反発しました。朝寄りでは１８８円６７銭高まで買われましたが、米軍のシリアへの巡航ミサイル発射が伝わるとマイナス圏へと沈み後場からは買い戻しで再びプラス圏へ浮上しています。リスク回避の円高・ドル安の進行とともに先物から売り崩し入り、来週のＳＱまで営業日数が少ないにも関わらずプットの権利行使価格が異常に膨らむというアルゴ売買による仕掛け的な動きが活発化しています。
週明けは米中首脳会談と雇用統計、それに加えて、米軍のシリア攻撃に対してのロシアの動きなど、様々な要因でプラスにもナイナスにも振れると思います。調整は最終局面にあるとの判断は変えていませんので、週明けの動きを見極めたうえで、買いのタイミングを図る局面です。
ヨコオ（６８００）は当面の下値に届き買い戻し。一方、動物高度医療（６０３９）は成長期待で一段高へ。三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（８３０６）などメガバンクは突っ込み待ちです。
花咲 翁
