1日の東京市場は反発、日経平均は後場に入って上げ幅を広げ前週末比113円高で引けました。米政策執行への不透明感が和らぎ、為替が111円台半ばの円安水準で推移したことから終日買い優勢で、東証1部の売買代金は概算で2兆2200億円をこなしています。ソニー(6758)、富士通(6702)、東エレ(8035)など好決算を発表した銘柄が相場を牽引しました。
ただ、今週は立ち会いを1日残すのみで、連休中に米雇用統計や仏大統領決選投票など重要イベントを控えていいます。また決算プレイには危険が伴いますのでうかつには手を出せません。今は為替前提を含めた決算内容、株価の反応を見極める局面で、今後、上ぶれの期待できる銘柄を探していくことになるのでしょう。
全般水準訂正に対する出遅れ感から動きが出てきた郷鉄工(6397)、ティアック(6803)、ユニチカ(3103)など低下株、成長期待の動物高度医療(6039)、リバウンド狙いの澤藤電機(6901)の注目銘柄に変更はありません。ただ、打診買いの範囲にとどめて起きましょう。
花咲 翁