「正直じいさんの大判小判」~主力好業績株に打診買い

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

15日の東京市場は今年初の6日続落、日経平均は351円安と大幅安でした。前日のNY株安と原油安、112円後半まで進んだ円高、さらに、7~9月期のGDP速報値がコンセンサスを下回ったことから終日売りが優勢でした。ソフトバンクGなど指数インパクトの大きい値がさ株が売られ、後場に入って下げ幅を広げています。東証1部の値下がり銘柄数は1901と全体の93%を占めるほぼ全面安商状でした。
利益確定を急ぐ動きが加速した格好で、予想以上にきつい下げになりました。中小型株に決算発表による当面の材料出尽くし感から急落する銘柄が目立ち、ネット証券などで追証が多発しているなどといった話も耳にしています。ただし、東証1部の騰落レシオが101に低下するなど、過熱感は急速に薄れてきました。前日は売買代金が概算で3兆7703億円と3営業ぶりに3兆円を大きく上回ったこともあり、切り返しのタイミングば近いでしょう。
前日の大幅安も大勢上昇波動のなかのスピード調整との見方は変えておらず、そろそろ安川電機(6506)をはじめ3Q以降も一段の業績拡大期待できる主力好業績株に打診買いを入れてみたいと思います。また、全般大幅に続落するようなら、逆行高する強い銘柄を狙うのもいいでしょう。一方、先駆して上昇し月足ベースで大きく上値乖離している銘柄は、戻りが鈍いようならショートで対応したいと考えています。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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