「正直じいさんの大判小判」~先行組は利益確定し直近IPO3銘柄の下値を拾う

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

29日の東京市場は小幅反落、日経平均は21円安です。

10月の鉱工業生産はが前月比0.5%増と市場予想を下回ったことで売り先行で始まった後、中国の11月製造業PMIが予想を上回ったことで上げに転じる場面もありましたが、方向感を欠く展開で前日終値を挟んでの往来となりました。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆7873億円です。
金融や鉄鋼株が買われ下値を支えましたが、先行して上昇していた半導体関連や設備投資関連銘が売られ指数を押し下げました。値上がりした銘柄を売って出遅れを買うリターンリバーサルの動きがより鮮明になっており、ここは利益確定を優先して、出遅れ銘柄に資金をシフトしていく局面のようです。
ピックアップ銘柄では安川電機(6506)が利食い売りに値を崩しており、アバールデータ(6918)も続落となりました。ケル(6919)はしっかりですが、先行組はいったん利益を確定しておきましょう。一方、ショート狙いではアルコニックス(3036)は反落、ニッカトー(5367)も続落で追撃売り。ヨシックス(3221)は高値圏で値を保っており、今しばらく様子を見たいと思います。
直近IPOのシェアリングテクノ(3989)、ウェルビー(6556)、ライクキッズネクスト(6065)は底堅く、緩んだところを拾いたい考えです。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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