中小型株で値幅が狙える強いる銘柄に絞り込み、下値を拾う基本スタンス継続です。
8日午前の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は274円高です。前日のNY株高と113円前半まで進んだ円安、さらに立ち合い開始前に発表された7~9月期GDPが上方修正されたことも好感されました。メジャーSQ算出に伴い、前場段階の東証1部売買代金は概算で概算で2兆2461億円に膨らんでいます。SQ推計値は2万2590円66銭でした。
前日に続き半導体関連など電機セクターに買いが広がったほか、ジャスダック指数が高値を更新、仮想通貨関連がにぎわうなど中小型株に値を飛ばす銘柄も目立っています。今晩に米雇用統計、来週にはFOMCを控えていますが、SQを無事通過したことで、年末相場への期待が高まっており、個別に物色意欲が強まってきました。
来週以降は海外勢がクリスマス休暇に入り、主力株への買いエネルギーは細ることから、中小型優位の展開が予想されています。ピックアップ銘柄ではウェルビー【6556】が上値追いに動き始め、ライクキッズネクスト【6065】、立川ブラインド【7989】、ミクニ【7247】、六甲バター【2266】もしっかりです。引き続き中小型好業績株、材料株の下値狙いでいいでしょう。
一方、ショート狙いのニッカトー【5367】は朝高の後マイナスに転じており、追撃売りです。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/
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