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13日前場の状況
13日午前の東京市場は続落となりました。日経平均は59円安です。前日の米株市場でNYダウが連日で最高値を更新したことを受け買い先行でスタートしましたが、小高く寄り付いた後は利益確定売りに押されるさえない展開でした。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆3797億円です。
様子見気分が強く買いポジションを閉じる動きが優勢
現地時間で13日まで開催されているFOMCの結果待ちで様子見気分が強く、NYダウは高値ながらナスダック総合指数やSOX指数が下げたことから、半導体関連が前日に続いて売らるなど、いったん買いポジションを閉じる動きが優勢でした。中小型株のなかでも先駆した銘柄が利益確定売りに押されるケースが目立ちます。
公開株のセカンダリーや直近IPO銘柄の戻り
ただし、メガバンクをはじめ銀行株が買われたことで全般下値は堅く、大型上場となるSGホールディングス(9143)は売り出し価格1620円を17%上回る1900円で初値を付けるまずまずの滑り出しでした。きょうは新規上場が4社もあり、市場全体の需給を緩めていることは否めませんが、SGHDが堅調に推移すれば、他の公開株のセカンダリーや直近IPO銘柄の戻りも狙えるでしょう。
立川ブラインド、ミクニ、ロコンドの下値狙い
ピックアップ銘柄では立川ブラインド(7989)が続伸し、ミクニ(7247)も底堅く推移、直近IPOではロコンド(3558)が切り返しており、きょうの後場はこれら3銘柄の下値を狙っていきたいと思います。
花咲 翁
証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~
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