正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

一時プラスに転じるも買い続かず

 20日午前の東京市場は小続落です。前日の米国株安を受け売り先行でスタートしたあと、為替が円安に振れていることから先物主導でプラスに転じる場面がありましたが、買いは続かず日経平均は14円安で引けています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆2248億円でした。

引き続き建設下落が心理冷やす

 年末のポジション調整的売りは峠を越え、下値は堅いのですが、材料難で方向感に乏しく、前日に続いて談合を嫌気したゼネコンの下落が投資家心理を冷やしています。このところ人気を集め高値圏にあった新興銘柄を中心とした中小型株も一部の除いて動きは鈍く、利益確定売りに上値を抑えられている状況でした。

次の展開に備える

 IPO関連の資金の回転が効いていることから、年末に向け中小型株物色が続くとはみていますが、年末へ向けて市場参加者が減るなかでは、より強い銘柄に絞り込んでいく必要があるでしょう。利益が乗っているものはいったん利食って、次の展開に備えたいと思います。米税制改革法案可決後は、材料出尽くしとなる可能性にも注意しておくべきでしょう。

立川ブラインド、ミクニに動物高度医療を注目銘柄に追加

 ピックアップ銘柄ではシェアリングテクノ(3989)など直近IPOは損切を含めていったん損益を確定したうえで、中小型でも1部銘柄の立川ブラインド(7989)、ミクニ(7247)の下値を引き続き狙っていきたいと考えています。加えて出遅れの好業績銘柄で日本動物高度医療(6039)をマークしておきましょう。
花咲 翁

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