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模様眺めに方向感のない展開
22日の東京市場模様眺め気分の強く、方向感のない展開でした。円が1ドル110円台後半で高止まりし、予算の失効に伴い米政府機関の一部が閉鎖されたことから買い手控えられ、マイナスで推移する時間帯が長かったのですが、大引けの日経平均は8円高とプラスです。ファナックやソフトバンクなど続落していた一部の値がさ株が自律反に転じ指数を押し上げました。東証1部の売買代金は概算で2兆3823億円です。
黒田総裁会見待ちも為替は円安方向
やはり、きょうから始まった日銀会合と23日の黒田総裁会見の内容を確認してからということでしょう。2万4000円越えは国内年金が持ち高調整の売りを出し始める水準でもあり、現状はキッカケ待ちです。ただし、黒田日銀総裁はテーパリング観測を打ち消す発言をすると見られており、為替はやや円安方向に動きました。
好決算評価されれば業績相場始動
3Q決算発表本格化を前に手っ取り早く勝負を決めようということでしょうか。マザーズ指数が大幅高となり、新興銘柄に値を飛ばす銘柄が目立っています。ただし、最も重要なのはあす23日の安川電機(6506)の決算内容と株価の反応です。好決算が評価されれば業績相場がスタートするでしょうが、出尽くしで売られるようなら高値圏にある好業績銘柄は下値リスクを警戒しなければなりません。
切り返しから高値うかがう動物高医
ピックアップ銘柄では直近IPOのすららネット(3998)が前週末のストップ高に続き新値をとってきましたので、一部利益を確定しておきましょう。一方、日本動物高度医療(6039)は切り返しから高値をうかがう動きとなっており追撃買い。立花エレテック(8159)やゼンリン(9474)、立川ブラインド(7989)、KYCOM(9685)、MSコンサル(6555)などは底堅く、引き続き下値狙いです。
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