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日経平均のPERでは割安感
23日の東京市場は反発しました。米株高の一方で、106円台まで入った円高が重石になり伸び悩む場面がありましたが、時間外の米株価指数先物高を受けて堅調な動きとなっています。全般は薄商いで、年度末を控えた国内機関投資家の利益確定売りも主力株の上値を圧迫し、週末要因もあって膠着感の強い展開ですが、日経平均のPERはまだ13倍を割り込んでおり、割安感から過度に売られる状況にはなりません。今後は冬季五輪終了後の地政学リスク高まりや3月第2週のメジャーSQを控えて警戒感の強い展開が予想されますが、中小型株に値を飛ばす銘柄が目立っており、今年第1号IPOのMマート(4380)も期待通リの好スタートになっています。新興を中心に中小型の個別投資と考えています。
任天堂が好業相場をけん引
ピックアップ銘柄ではVテクノロジー(7717)は上げ一服となりましたが、代わって任天堂(7974)が反発に転じ、中小型好業相場をけん引しています。そして新規銘柄では、週末から急動意の新田ゼラチン(4977)です。ゼラチンやペプチドの国内有力企業、ここから実態評価の大相場を期待です。
花咲 翁
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